SPC高性能液体吸収材は、大きく分けて「万能タイプ」と「オイルタイプ」の2つに分類されます。万能タイプは一般的には酸、アルカリ等の水溶性危険液体、また液体が常温で蒸発する性質を持っており、引火の危険性がある化学品の陸上での処理性能に優れています。
オイルタイプは主に海上、河川、ダム、油水分離槽等での浮上油の回収に、また陸上でのオイル類の漏洩予防、漏洩処理、機械メンテナンスに使用します。撥水性に優れ、オイルだけを吸収します。
SPC高性能液体吸収材はメルトブロン法という特殊な方法で作られており、一般的なスパンボンド法、ニードルパンチ法によって作られた製品ではありません。この製法の違いが他社品との性能の違いを明確にしています。
SPC製品
他社一般品
SPC高性能液体吸収材はその繊維の直径が平均4ミクロンです。人間の髪の直径が約100ミクロンですから、その約25分の1という極細の繊維から出来上がっています。これを一枚のシート当りに換算した場合、その繊維の長さは距離にして約8,700kmにもなります。
このように極細の繊維が絡み合っているため、その繊細な毛細管現象により吸収する液体の量とその保持性能は全く他社製品を寄せ付けません。吸収量は自重の約12倍から18倍で(吸収する液体の種類、密度等により違いが出ます)一旦吸収した液体はほとんど垂れこぼれをおこしません。これにより作業時間の大幅な短縮化と廃棄物の大幅な減量化が図れます。
[1] 実験開始
左がSPC高性能液体吸収材、右が他社メーカーの吸収材です。同じサイズにカットして実験を行います。(どちらも原料にポリプロピレンを使用した吸収材です)
[2] 吸収
赤く着色した油を飽和状態まで吸収させ、引き上げた直後の状態です。この時点で他社メーカー吸収材からは油がしたたり落ちているのが分かります。
[3] 油をしっかり保持
引き上げて30秒後の状態です。他社メーカー吸収材からは一旦吸収した油が後戻りし、したたり落ちているため、吸収材上部が白くなっています。一方でSPC高性能液体吸収材は油をしっかり保持しているのが分かります。
[4] 抜群の吸収能力
引き上げて2分後の状態です。他社メーカー吸収材は吸収した油を保持できず、半分近くがしたたり落ちていますが、SPC高性能液体吸収材は依然として油を保持しています。ポリプロピレンを原料とした吸収材でも違いが出るのは、SPC高性能液体吸収材が極細のポリプロピレン繊維のみを採用し、従来のスパンボンド法ではなくメルトブロン法で製造しているからなのです。
SPC万能タイプ吸収材は従来不可能とされてきたほとんどの化学品を吸収可能としました。万能タイプの大半の製品には帯電防止加工が施されており、静電気による引火の危険性がある漏洩液体への使用にも安全です。また、SPC高性能液体吸収材は焼却時に有毒ガスを発生しませんのでその処理が簡単です。
※ただし吸収する液体の性状に応じた取り扱いが必要です。本品の焼却時の燃焼温度は摂氏900度以上です。
各種化学品に適するSPC高性能液体吸収材のタイプはこちらをご覧ください。
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